デュタステリドを含むAGA治療薬

デュタステリドはAGA(男性型脱毛症)を治療するために用いる医薬品に含まれていることが多く、効果について注目されている成分なのです。

ところでデュタステリドとはどのような成分なのでしょうか。この薬は前立腺肥大の治療のための薬として使われてきたものです。前立腺肥大とは加齢とともに前立腺の細胞数が増加し肥大化する疾患で、排尿困難になるケースもあります。

ではその原因はなんでしょうか。諸説ありますがジヒドロテストステロンが原因であるとする説が有力です。これは男性ホルモン・テストステロンと5αリダクターゼという酵素が作用することで生成される物質ですが、前立腺肥大をおこす原因になっているとされています。

男性の場合、M字型に生え際が後退するケースがあります。この脱毛症は典型的なAGAと考えられます。そしてこの原因もジヒドロテストステロンなのです。ジヒドロテストステロンには毛母細胞の活性化が抑えこんでしまうという作用があり、毛髪が短く成長をしないまま抜けてしまうという脱毛症の原因物質になっているのです。

そうなるとデュタステリドはAGA治療薬として使えそうですね。実際にAGAを発症している20~50歳男性の中から無作為に選んだ人たちで比較対照実験をおこなったところ、デュタステリド投与を受けた人はどうでない人とくらべて毛髪数と毛髪の太さがともに増したという結果になりました。また5αリダクターゼの働きを抑制する治療薬は他にもフィンペシアなどがあります。しかし、デュタステリドにはフィンペシアなどよりも優位な点があります。それは、フィンペシアなどのフィナステリドを有効成分とする治療薬はⅡ型の5aリダクターゼの働きを抑制する効果しかないの対し、デュタステリドは5αリダクターゼの両方の型(Ⅰ型とⅡ型がある)に対応しているということが優位な点と言えます。

デュタステリドには男性胎児の生殖器などに悪影響を及ぼす可能性があります。そのため妊娠している、その予定のある女性はデュタステリドを服用することはできません。

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